サウジアラビアの巡礼期間中は大混雑が予想されるため、事故や感染症にかかるリスクが高くなります。
また、髄膜炎やインフルエンザなど、人から人にうつる感染症が広がりやすくなります。
そのため、サウジアラビア保健省が、入国ビザを取得するための要件と推奨を公表しました。
髄膜炎菌性髄膜炎
ウムラ(小巡礼)や他の巡礼、季節労働を目的として入国する場合には、入国する10日前、かつ、3年以内に4価(ACYW135)の髄膜炎菌性髄膜炎のワクチン接種を受けたことを証明する証明書が求められます。
また、アフリカの髄膜炎ベルト(エチオピア、エリトリア、カメルーン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、コートジボワール、スーダン、セネガル、チャド、中央アフリカ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、マリ)から入国する場合にも、入国する10日前、かつ、3年以内に4価(ACYW135)の髄膜炎菌性髄膜炎のワクチン接種を受けたことを証明する証明書が求められるほか、入国する場所で抗菌薬による予防内服が行われる予定です。
サウジアラビア国内でも、メッカとメディナの住民で過去3年間に4価の髄膜炎菌性髄膜炎のワクチン接種を受けたことのない人やハッジが行われる地域の住民等に対して予防接種を受けることが求められています。
料金について
髄膜炎ワクチン+接種証明書(英文)=23,000円
ご希望の方は、事前にご予約をお願い致します。