WHOが公開している症状
WHO(世界保健機関)はコロナ感染症の症状として、次のものを挙げています。

●最も一般的な症状
・発熱
・空咳
・倦怠感

●ときどきみられる症状、他の病気と混同されやすい症状
・味覚障害と嗅覚障害(味がしない、におわない)
・結膜炎(目の炎症)
・喉の痛み
・頭痛
・筋肉痛や関節炎
・皮膚の発疹
・吐き気、嘔吐
・下痢
・悪寒
・めまい

そして、重度の症状とまれに出る症状は次のとおりです。

●重度の症状
・呼吸困難
・食欲減退
・錯乱
・持続的な痛み
・持続的な胸の圧迫感
・38度以上の高熱

●さらに深刻な症状
・脳卒中
・脳の炎症
・せん妄
・神経障害

●まれに出る症状
・イライラ
・意識の低下
・発作
・不安、うつ
・睡眠障害

急にこれらの症状が出たら「初期症状かもしれない」と疑って、次の行動を急いでください。

「コロナの症状かも」と思ったら
コロナの初期症状が現れたり、「コロナかもしれない」と思ったりしたら、どうすればよいのでしょうか。
ここでは東京都の場合を紹介しますが、多道府県もほぼ同じ体制を取っています(*2)。

かかりつけ医がある人は、その医師がいるクリニックに電話をして相談してください。
かかりつけ医がない人は、自宅近くの医療機関に電話をしてみてください。または、下記の発熱相談センターに電話をしてください。